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塾に通っても点数が上がらない生徒の3つの特徴とは?

勉強している生徒

「塾に通っているのに全然成績が上がらない…」

 

このように感じている生徒は実は多いように感じます。せっかく高いお金を支払ってもらっているのに成績が伸びないと焦ってしまいますよね。

 

でも同じように塾に通っていて、順調にテストの点数が上がっている生徒も周りにはいると思います。

 

ではそんな生徒と、いっこうに点数が上がらない生徒では何が違うのでしょうか?

 

今回は、塾に通っても点数が上がらない生徒の特徴について3つにまとめたので1つずつ紹介していきます。

点数が上がらない生徒の特徴3つ

①勉強の習慣が身に付いていない

塾に通っていても点数が上がらない原因として、まず考えられるのが「そもそも勉強の習慣が身に付いていない」という場合です。

 

今までの勉強のやり方について振り返ってみてください。

 

塾の時間しか勉強していませんでしたか?塾で2時間ほど勉強をして家に帰ってきたらゲームやスマホを見て勉強できていませんでしたか?

 

もしテストの点数を上げたいならば「毎日の勉強」は必須です。

 

毎日勉強することで記憶の定着が飛躍的に上がり、少しずつ知識が蓄えられていくのです。

 

これができていなければ、たとえ塾の授業で分からないところができるようになっても1週間後にはほぼ全て忘れてしまっています。

 

「おとといの夜ご飯は何でしたか?」

 

この質問にすぐ答えられますか?きっと難しいと思います。

 

たった2日前のことなのに、人間の脳はこれだけすぐ忘れてしまうものなんです。

 

繰り返しになりますが、勉強のすべての基本は毎日学習です

 

ですが、こんなことを言うと「それができないから塾に行っているのに」と思うのではないでしょうか?

 

実際、家で毎日勉強をすることは簡単なことではないと思います。

 

それでは「毎日5分間だけ計算プリントをやる」と言うとどうでしょうか?

 

5分間だったらスマホYouTube動画を1本見るのとそう変わりません。簡単にできそうですよね。

 

毎日勉強するというのは「毎日何時間も勉強しろ」というのではありません。勉強の習慣が付いていなければ、毎日5分間の勉強でもいいんです。

 

それでも難しければ、教科書の1文を読むだけでもいいんです。

 

とにかく毎日勉強に取り組んで、少しずつ勉強量を増やしていくことが大切です。

②塾の先生が何とかしてくれると思っている

塾に通っていても点数が上がらない原因の2つ目が「塾の先生が何とかしてくれる」と思っていることです。

 

これは一見すると自然なことですよね。塾の先生に勉強を教えてもらいに行くのが塾に通う目的なのですから。

 

ですが、ここで注意しなければならないのが「塾の先生はどんな生徒の成績も確実に上げることができるわけではない」ということです。

 

塾の先生はスーパーマンでも魔法使いでもありません。

 

結局のところ、塾に通っていてもテストの点数が上がるかどうかは「生徒本人次第」なんです。

 

なぜでしょうか?

 

答えは簡単です。

 

勉強の主人公は生徒本人だからです。

 

当たり前のことなのですが、点数が上がらなくて焦っている生徒さんほど、これが分からなくなってしまいます。

 

とくに受験前になると、どうしても焦ってしまって「いくら勉強しても頭に入ってこない」という状態に陥ってしまうこともあります。

 

テストを解くのも、入試を受けるのも塾の先生ではなく生徒本人です。

 

ですから、塾の先生はあくまで、生徒本人の勉強をサポートする役割にしかなりえません。

 

どんなに優れた先生でも、生徒が宿題をやってこなければ点数を上げることはできません。

 

「結局やるのは自分」 

 

まずはこの意識を持つことが成績アップに向けた第一歩です。

③塾での授業で問題をあまり解いていない

毎日の勉強もやっている。自分のための勉強というのも分かっている。

 

なのに点数が上がらない。といった場合、塾での授業中に解いている問題の数に注目してみてください。

 

解き方を教えてもらう時間が長くなっていませんか?

 

先生に解き方を教えてもらっている時間や、要点のまとめ・解説などを読んでいる時間というのは、いわゆるインプットと言います。

 

一方で「問題を解く」とか「誰かに教える」といった時間は、いわゆるアウトプットと言います。

 

インプット > アウトプット

 

授業の時間がこのようになってしまっている場合、授業の効果は半減しているといっても過言ではないでしょう。

 

インプット … 30%

アウトプット … 70%

 

これくらい問題を解く量を増やすと良いでしょう。

 

たとえば90分の授業であれば

 

インプット … 30分

アウトプット … 60分

 

 

という具合ですね。

 

では具体的なアウトプットの方法を紹介します。 

  • 問題を解く
  • 誰かに説明する
  • 授業で教えられたことを後で何も見ずに文字に起こしてみる

 

塾の授業では、先生に解き方を教えてもらったらすぐに問題を解くようにしてみましょう。

 

解きながら分からないところをその都度先生に聞くようにしてみてください。

 

最初から答えを出すまで、全てを教えてもらうのではなく、分からないところをピンポイントで聞くことが大切です。

 

また、問題を解くよりも効果的なのが「誰かに説明する」ことです。

 

これは効果が大きいぶん難しいです。それに1人ではできないので実践できるタイミングが限られます。

 

ですが塾の先生とであれば、これ以上ないくらい絶好の環境なのでぜひやってみてください。

まとめ

ここまで塾に通っても点数が上がらない生徒の特徴について解説しました。

 

最後にまとめを書いておきます。

 

①勉強の習慣が身に付いていない

→毎日5分の勉強から始める

 

②塾の先生が何とかしてくれると思っている

→「結局やるのは自分」という意識をもつ

 

③塾の授業で問題をあまり解いていない

→授業の時間の7割をアウトプット(問題を解く)に使う

 

 

点数を上げる1番の近道はとにかく手を動かすことです。早速実践してみてください!