中高生は時給◯万円!?日々の勉強でお金がもらえるとしたらどうする?
タイトルにもありますが、みなさんの勉強には、実は時給が発生していたことを知ってましたか?
しかも時給は2万円!
いやいや毎日勉強しているけど、お金なんてもらってないよ!
どゆこと!?
こう思ったみなさんに、これが一体どういうことなのか説明していきますね。
とくに次のような方にはこの記事がオススメです。
- 日々の勉強に意味を見出せない
- 受験勉強のやる気がいまいち上がらない
- 勉強しろとうるさい親に嫌気が差している
記事を見ていただくことで、次のようになるはずです。
- 勉強に対するモチベーションが上がる
- 大人が勉強しろと言ってくる理由が少し分かる
では本題に入っていきましょう。
高卒と大卒の生涯賃金の差は6000万~8000万
みなさんはいずれ大人になれば、何かしらの仕事をすることになります。
仕事を始めて、おじいちゃん・おばあちゃんになって仕事を辞めるまでの何十年という期間で稼いだお金の合計を
この”生涯賃金”をもっと具体的な数字で説明していきますね。
このデータを見てください。
正社員を60歳まで続けたときの生涯賃金
<男性>
- 高卒…2億1000万円
- 大卒…2億7000万円
- 生涯賃金の差…6000万円
<女性>
- 高卒…1億5000万円
- 大卒…2億2000万円
- 生涯賃金の差…7000万円
<男性>
- 高卒…2億5000万円
- 大卒…3億3000万円
- 生涯賃金の差…8000万円
<女性>
- データなし
参照:『ユースフル労働統計』
60歳まで正社員として仕事をした場合の生涯賃金は、高卒と大卒で6000万円〜7000万円の差があることが分かります。
6000万円も違うと、高級住宅が1件建っちゃいますね。
さらに注目したいのは、定年を過ぎてからも働き続けた場合の生涯賃金です。
定年後も働き続ければ、さらに1000万円以上の生涯賃金の差が生まれているのが分かります。
高級車が1台買えちゃいますね。
今後は人生100年時代と言われるように、今よりも働く期間が延びるでしょう。
そうなれば、高卒と大卒での生涯賃金の差もさらに広がっていくはずです。
それにしても高卒か大卒かでもらえるお金の差が6000万円以上になるって、とんでもない金額ですよね。
この違いは、高校で大学進学のために勉強したかどうかです。
これが勉強に時給が発生することのカラクリの正体です。
もちろん、大学に進学したからと言って必ず6000万円がもらえるわけではありません。
ですが、進学し大卒で就職することで自身の生涯賃金が上がる可能性を高めることができるのは事実でしょう。
高校3年間の勉強で時給は2万円
では実際に高校3年間の勉強時間から時給を計算してみます。
一般的な国公立大学(偏差値60程度)に進学した受験生の3年間の平均勉強時間は約3500時間です。
>受験生は1日に勉強時間がどれくらい必要なのか?志望校別に平均をまとめてみた
ここから勉強の時給を計算すると次のようになります。
7000万円÷3500時間=2万円
※生涯賃金差は6000~8000万円のため間をとって7000万円
毎日勉強していたとすると1日あたりの勉強時間は約3時間です。
つまり自主学習で3時間勉強するだけで毎日6万円を稼いでることになりますね。
1日で6万円ってヤバくないですか!?
中高6年間でも時給は1万円
もしこれを読んでいるあなたが中学生であっても、大学進学を意識して勉強を毎日やっているのであれば、そこには時給が発生していると考えてください。
より良い大学に行きたいのであれば、そもそも進学する高校から選ぶ必要がありますからね。
中高6年間で換算すれば、時給は1万円です。
今の勉強が将来の1万円を稼いでいると考えると、少しやる気が出てきませんか?
あなたが今やっている勉強は0円か2万円か
あなたがしている勉強は、何のためにやっていますか?
- 親から毎日ガミガミ言われて嫌々やってる
- 高校を卒業できればなんでもいいや
こんな状態ではないですか?
こういう気持ちで勉強を投げ出しているとき、あなたは時給2万円の仕事を放棄していることになります。
もしあなたが勉強に意味を見出せなかったり、どうしてもやる気が上がらないときは、思い出してください。
あなたの勉強には時給が発生していることを
自分が本当に行きたい大学や、大学進学のために志望している高校があれば、そこを目指して全力で勉強してください。
その瞬間から、あなたの勉強には時給2万円が発生します。
今の頑張りが将来の自分に大きな恩恵を与えてくれます。
ちなみに、高卒だろうが大卒だろうが将来の賃金に影響はない、と僕は考えています。
大卒でもニートはいます。
一方で、高卒の経営者は五万といます。
ですが、それが今あなたが勉強をしなくてもいい理由にはなりません。
”今”を努力できるようになりましょう。
そのとき、あなたは本当の意味で時給2万円を手にするでしょう。