中学数学ぐんぐんブログ

中学数学は必ず伸ばせる〈6ヶ月で50点上がる数学勉強〉

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数学で応用力をつけるには?

引き出しの多い女性の画像

みなさんは、初見の問題にも難なく対応できていますか?

 

そんな人は、なかなか居ないと思います。

 

ですが、高得点を目指そうと思えば、

 

初めて見るような形式の問題にも、ある程度対応できるようになる必要があります。

 

そのときに試されるのが「応用力」です。

 

では、この「応用力」をどうやって鍛えればよいのでしょうか?

 

今回は「応用力の鍛え方」について解説していきます。

数学における応用力=手持ちの武器の多さ

武器を持っている人の画像

応用力がある生徒は、一つ一つの解法を「武器」として捉えています。

 

別の例え方をすれば、

 

解法の引き出しが多い

 

とも表現できますね。

 

そして、その武器を”自由に取り出して””自由に使える”状態にしています。

 

ここが数学での応用力を分けています。

 

応用力のある生徒は、初めて見るような形式の問題を見ても、次のように考えながら問題を解いていきます。

 

  • この問題が聞いていることは何か?
  • この問題に使えそうな解法は何か?
  • どこでその解法を使えばよいか? 

 

一方で、応用力がないと初見の問題に対して

 

  • 自分のやってきた問題形式じゃないから解けるはずない
  • 何から始めたらいいか分からない

 

となってしまいます。

 

「解答の丸暗記」

 

これをやっていると、いつまでも応用力は育ちません。

「解法」と「解答」の違い

違いを表す画像

ちなみに「解法」と「解答」は意味が異なります。

 

  • 解法 … 問題の解き方
  • 解答 … 問題の答え

 

「解法」とは、問題の解き方を指します。

 

「等式変形のやり方」とか「連立方程式の代入法」とかですね。

 

次に「解答」とは、ある特定の問題の答えを指します。

 

なので解答とは、いくつかの解法の組み合わせです。

 

その解法がなぜ、そこで使えるのか?という視点をもってこそ、応用力の向上につながります。

数学で応用力をつけるには復習が大事

復習する画像

数学での応用力を向上させるには、問題の復習に一工夫が必要です。

 

とりわけ、模試や入試過去問などの高難易度の問題ほど復習が重要です。

 

復習を通じて、今まで蓄えてきた解法のいろんな使い方を学べるからです。

 

復習のときに、何に注意するべきかをまとめると、こうなります。

 

”応用力向上のための復習法”

  1. 解答解説を見て、その問題に使われた解法を書き出す
  2. その解法を使うヒントになるキーワードを見つける
  3. もう一度、その問題を解き直す
  4. 完璧に解けるまで反復

 

難しいのは2番目の

 

その解法を使うヒントになるキーワードを見つける

 

です。

 

これってどういうことなのか、もう少し詳しく説明しますね。

問題文の言葉から条件を引き出す

これの意味を説明するために僕がよく使っているのが

 

「直線の式を求める問題」です。 

直線の式を求める問題の画像

出典:『中学 自由自在 数学: 基礎から難関校受験まで』受験研究社

 この問題をスラスラと解くことができますか?

 

問題文の言葉から、何かしらの条件を引き出す力がない人は、

 

「これそもそもどうやって解くんだ…?」

 

となるはずです。

 

ですが応用力が身についている人は、こう考えています。

応用力のある人の思考の画像

 問題文を数学の条件に翻訳しているのが分かると思います。

 

数学の問題文には無駄がありません。

 

問題文の中に、答えを導くためのヒントとなる言葉が必ず含まれています。

 

それをキャッチして翻訳する力を身に着けることが重要です。

まとめ

今回の記事のまとめはこちら⬇︎

  • 数学の応用力は「引き出しの多さ
  • 解法を武器として使いこなしているか
  • 数学で応用力をつけるには「復習」が大事
  • 復習では問題文から数学的条件を引き出す練習をしよう

 

復習を繰り返して、自分の武器(引き出し)を増やしていきましょう!

【入試対策】受験勉強に向けてまず始めることとは?

勉強する男の子の画像

みなさんは受験勉強をどうやって始めていますか?

 

「ただなんとなく…」

 

ではダメです。

 

受験勉強は時間との勝負です。

 

限られた時間の中で、効率よく勉強することが重要です。

 

では、どうやって勉強していけばよいのでしょうか?

 

受験勉強に向けてまず始めるべきことをご紹介します。

受験勉強に向けてまず始めること

受験勉強に向けて、まず始めるべきことは次の2つです。

 

  • 志望校の傾向と対策を分析する
  • ざっくり勉強の優先順位を決める

 

受験勉強を、なんとなくで始めてはダメです。

 

「なんとなく、こういう問題が出やすいと思うなあ」

 

ではなく、しっかりと計画を立てましょう。

 

入試の出題範囲は中学校3年間で学習した範囲すべてです。

 

でも、学習内容の全部を問題で出すことは不可能です。

 

したがって入試問題には”必ず出題傾向があります”。

 

出題傾向を把握するメリットは、

 

無駄な勉強を減らすことができる

 

ということです。

 

出題傾向が高い単元から勉強を始めるようにしましょう。

 

もう少し詳しい解説を、それぞれやっていきますね。

志望校の傾向と対策を分析する

分析する女性の画像

まず、志望校の出題傾向を調べるには、どうしたらよいでしょう?

 

次の方法が参考になると思います。

 

  • 入試の過去問テキストを買う
  • ネットで調べる
  • 学校・塾の先生に聞く
 
僕がオススメするのは「入試の過去問テキストを買う」もしくは「ネットで調べる」ことです。
 
 
ちなみに、入試の過去問テキストとは、こんなやつです。
 

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この中の最初のページに「出題傾向の分析」が書いてあります。

福井県の入試出題傾向の画像

出典:『平成30年度 福井県 最近4年間 公立高校入試問題』東京学参

 こんな感じですね。

 

一方、ネットで「福井県 高校入試 傾向」と検索すると、

 

いろんな出題傾向の情報が出てきます。

 

たとえばこんなやつ。

studysapuri.jp

 

ネットは最新の情報が集めやすいですが、情報量でいけば入試過去問テキストの方が多いです。

 

両方の情報を集めてみるといいですね!

 

学校や塾の先生に聞くのは、次の点で不便です。

 

  • 文字に起こすのが面倒くさい
  • 先生の考えにかたよる

 

まず人に聞くということは、口頭です。

 

それをメモして、、、ってなるのは面倒です。

 

それに、先生は自分の経験から話すことがあるので、

 

人によって出題傾向や対策のアドバイスが違うことがあります。

 

情報が集まったら、次にすることは、

 

勉強箇所の取捨選択

 

です。

 

次のポイントに意識してみてください。

 

  • 大問の数
  • 3年連続で出題されている単元
  • まったく出題されていない単元
  • 記述式問題がどれだけ出るか

 

 大問の数で、入試で出題される単元の数がざっくりと分かります。

 

毎年のように出題されている単元は、今年も出る可能性が高いです。

 

一方で、まったく出題されていない単元は、勉強の優先度を下げましょう。

 

また、記述式と選択式では、勉強方法が変わるので、記述式がどれだけ出題されるのかも見ておきましょう。

ざっくり勉強の優先順位を決める

チェックリストの画像

出題傾向がつかめてきたら、次にするのは勉強の優先順位をつけることです。

 

優先順位を決めるときのポイントは次の通りです。

 

  • 出題頻度
  • 自分の理解度
  • 難易度

 

この3つを軸に、優先的に勉強する単元を10個、順番に書き出してみましょう。

 

これが、あなたが受験のために勉強する単元になります。

 

受験勉強は基本的に時間が足りません。

 

中学3年分を勉強するのですから当然ですね。

 

だからこそ、

 

何を勉強して、何を捨てるのか

 

これを意識しないといけません。

まとめ

今回の記事のまとめはコチラ↓

  • 無駄な勉強を減らすには傾向分析が必要
  • 出題傾向の分析は情報を集めるところから
  • 勉強の優先順位を10個決めよう

 

戦は敵を知るところからです。

 

しっかりと時間をかけて勉強の取捨選択をやりましょう!

オンライン家庭教師って実際どうなの?メリットとデメリットを解説

オンライン授業を受ける女の子の画像

現在、オンラインで受けられる家庭教師が徐々に広がってきています。

 

「オンライン家庭教師って実際いいの?」

 

「対面じゃないのって大丈夫?」

 

色々と気になると思います。

 

実際にオンライン家庭教師をやってきた僕の経験を踏まえて、

 

オンライン家庭教師は実際いいのか、解説していきます。

オンライン家庭教師とは?

タブレットの画像

オンライン家庭教師とは、ネットを通じてビデオ通話などをしながら、生徒さんに授業を行う家庭教師です。

 

多くの場合、自宅のWi-Fiを繋いで、タブレットiPadなど)を使って授業を行います。

 

もともと塾に通っていた生徒さんなら、塾に行くことなく自宅で授業を受けることができます。

 

対面で家庭教師をしていたご家庭なら、自宅に家族以外の人を招くことがなくなるので、安心して授業を行うことができます。

 

それ以外にも、オンライン家庭教師には様々なメリットがあります。

 

一方で、オンラインならではのデメリットもあります。

 

それぞれ解説していきますね。

オンライン家庭教師のメリット

”オンライン家庭教師のメリット”

  • 対面家庭教師よりも料金が安い
  • 実績のある先生の授業を受けられる
  • 外部の人を家に入れなくて済む
  • 授業のスケジュール変更がラク

 

オンライン家庭教師のメリットは何と言っても、自宅で1対1の授業が受けられるところ。

 

また、料金は対面での家庭教師よりも安い場合がほとんどです。

 

オンライン家庭教師のメリットについてもう少し掘り下げて説明しますね。

対面の家庭教師よりも月1〜2万円安い

貯金箱の画像

オンライン家庭教師の料金は、比較的安いです。

 

大手の家庭教師だと最低でも月3〜4万円はかかります。

 

オンライン家庭教師であれば、月2万円弱〜の料金で授業が受けられます。

 

家庭教師で比較すればおおよそ月1〜2万円ほどの差が出るわけですね。

 

先生への交通費の支払いがなくなるのも嬉しいですよね。

実績のある先生・高学歴の先生の授業を受けられる

プロ家庭教師の画像

出典:http://www.convairf-106deltadart.com/?p=56


僕が考える、オンライン家庭教師の最大のメリットがこれです。

 

「家が田舎で、近くに通える塾も、来てくれる家庭教師もいない」 

 

これを完璧に解決してくれるのがオンライン家庭教師です。

 

塾に通っていたり、家庭教師を利用していても、先生に不満があったりしませんか?

 

オンラインであれば場所を問わないので、

 

何人もの生徒を志望校に合格させてきた

 

東大・京大の先生が授業する

 

というように、先生の選択の幅がめちゃくちゃ広がります。

オンライン家庭教師のデメリット

”オンライン家庭教師のデメリット”

  • ネット環境の準備にお金がかかる
  • ネット通信が不安定になると授業にならない
  • 対面の場合よりもコミュニケーションはやりづらい
  • 「横に先生がいる緊張感」がなくなる

 

オンライン家庭教師のデメリットは上の通りです。

 

もしも自宅にネット環境がない場合、ネット環境や機材の準備から始めないといけないので、その分お金がかかります。

 

ほかにも遠隔授業ならではの弊害もあります。

 

次から詳しく話します。

ネット環境の準備にかかるお金は少なくない

Wi-Fi接続の画像

オンライン家庭教師は、ネット環境がないと利用できません。

 

しかも授業中は、ビデオ通話を長時間利用するので、

 

「高速で無制限」のネット環境が推奨されます。

 

具体的に話すと「光回線」を使うのがベストです。

 

もしも自宅にネット環境がない場合、

 

およそ月々5,000円ほどの通信量を支払う必要があります。

 

さらに、オンライン授業ではタブレットやPCなどの

 

大画面でのビデオ通話の方が、授業が効果的に進むので、

 

iPadなどのタブレット代でも30,000円〜50,000円がかかります。

 

まとめると次のようになりますね。

 

”ネット環境の準備にかかる費用”

  • ネット通信量…約5,000円/月
  • タブレット代…約30,000円〜50,000円

 

やはり対面よりもコミュニケーションは取りづらい

リモートでのコミュニケーションに苦労する男性の画像

僕もオンライン家庭教師をやっています。

 

オンラインで授業をやっていて思うのは、対面で教えるよりはコミュニケーションが取りにくいことです。

 

つねに、向こうに声が届いているか気にしなければいけないですし、

 

画面越しだと相手の表情が見えにくいな」とも感じます。

 

ですが、回数を重ねていけば慣れてくるところでもあります。

 

最終的には、対面で話しているのとそこまで変わらないぐらいスムーズな会話ができるようになりました。

 

まとめ

今回の記事のまとめはコチラ⬇︎

  • オンライン家庭教師は、対面よりも料金が安い
  • オンライン家庭教師は、先生を選ぶ幅が広がる
  • オンライン家庭教師はネット環境がないと初期費用が高め
  • オンライン家庭教師は、慣れるまでコミュニケーションに難あり

 

ぜひ一度オンライン家庭教師を検討してみてください!

解き方を覚えても忘れてしまうときの対処法

思い出せない女性の画像

学校や塾でせっかく覚えた解法を、すぐに忘れてしまうことありませんか?

 

それは、あなたが忘れっぽいからではありません。

 

人は覚えたことを一日で半分以上忘れます。

 

5個の解法を覚えても翌日には3つ忘れてるんです。

 

では、どうしたら覚えた解法を忘れないようにできるのでしょうか。

 

それを今回は説明していきます。

忘れてしまう原因を考えよう

考えている人の画像

まずは、覚えてもすぐに忘れてしまう原因を考えてみましょう。

 

原因は、人それぞれですから、自分の生活習慣を振り返る必要がありますね。

 

  • 解法の覚え方はどうだったか?
  • 勉強した直後、どんな行動をとっているか?
  • 勉強した翌日は、どんな行動をしているか?

 

以上のことを簡単に振り返ってみてください。

 

自分の行動に、なにか原因となるようなところはありませんか?

考えられる原因とは

「ひらめく」の画像

僕が、塾で生徒を指導していて経験した、生徒がすぐ忘れてしまう原因を挙げてみますね。

 

  • 解法を覚えたつもりになっている
  • 勉強した直後、復習をしていない
  • その日に覚えたことを、翌日に忘れてないか確認していない

 

なにか問題を解いて、

 

「ああ、こうやって解くんだ!」

 

となってから、

 

本当にちゃんと自分の力で解けるか、確認していますか?

 

「理解した」と「理解したつもり」というのは、なかなか判別がつきません。

 

学校や塾で勉強した後、帰宅してすぐに宿題をやってますか?

 

当日か翌日に復習できてますか?

 

できていない人は、おそらくそれが解法をすぐに忘れてしまう原因です。

どんな人でも毎日繰り返せば忘れない

回し車の中で走るハムスターのイラスト

一度覚えたことを、その先ずっと覚えていられる人はほぼいません。

 

ですが「思い出す」という作業を毎日繰り返すことで、

 

記憶に定着していきます。

 

これは社会・理科や英単語などの暗記科目だけではなく、

 

数学でも言えることです。

 

この「思い出す」という作業の代表的な研究があるので、ご紹介します。

エビングハウス忘却曲線

「エビングハウスの忘却曲線」の画像

出典:https://atsueigo.com/forgettingcurve/

代表的な研究というのが、

 

エビングハウス忘却曲線」という理論のことです。

 

ドイツの心理学者、ヘルマン・エビングハウスが提唱しました。

 

「エビングハウスの忘却曲線」の画像

先ほどのみた忘却曲線のから、人は以下のスピードで記憶を忘却していくことが読み取れます。

20分後:覚えた内容の42%を忘れる
1時間後:覚えた内容の56%を忘れる
1日後:覚えた内容の74%を忘れる
1週間後:覚えた内容の77%を忘れる
1ヶ月後:覚えた内容の79%を忘れる

この結果をまとめると

記憶は1日経過しただけで半分以上忘れてしまう
ということが分かると思います。「こんなにすぐ忘れちゃうのか。。。」とちょっと先が思いやられますね。
 

 

ここで引用した記事のAtsueigoさんは、この忘却曲線の結果から、

 

最適な復習のタイミングを自分で割り出していました!

 

そこで、私はこれまで何度も自分の忘却曲線を理解するために、様々な復習タイミングを試してみました。

結果、以下の復習タイミングが一番記憶の定着が良い結果になりました。参考にしてください。

【オススメの復習タイミング】
1日後、4日後、7日後、11日後、15日後、20日
 
記憶は復習をするたびに忘れにくくなります。
 
最低でも3回。できれば5回以上は日を置いて復習をしましょう。
 
僕も、塾で生徒を教えている時、数学で解法の説明をした後は、
 
「必ず明日も同じ問題をやって、解き方を覚えているか確認しなさい」
 
と指導しています。
 
これをその通りやってきた生徒は、みんな記憶の定着率がめちゃくちゃ上がりました。 
 

まとめ

今回の記事のまとめはコチラ⬇︎

  • 人は、1日で覚えたことの半分以上を忘れる
  • 記憶は「思い出す」作業を繰り返すことで定着する
  • 復習は5回以上やろう

 

ぜひ「繰り返すだけで暗記できる!」という実感をしてみてください!

「勉強しろ!」とうるさい親が考えていること

子供にアドバイスする親の画像はやく宿題やりなさい!

 

テストの点数見せなさい!

 

みなさんの親御さんから、一度は必ず言われたことのある言葉じゃないでしょうか?

 

 もしかしたら毎日のように言われてるかもしれませんが…。

 

「言われなくても分かってる!!」

 

正直、こんな気持ちですよね。

 

でも親って、なぜこんなにも口うるさく勉強のことを言ってくるのでしょうか?

 

それにはちゃんと理由があります。

 

少しでも親の考えていることが分かれば、

 

監視の目も減るかもしれませんね。

親は子供より勉強の重要性を分かっている

子どもに勉強を教える父親の画像

大人になると後悔することの一つに

 

学校でもっと勉強してればよかった…

 

というのがあります。

 

いま、みなさんが勉強を嫌がっているように、

 

みなさんのお父さん・お母さんも、学生の頃は勉強が嫌いでした(断言)。

 

お父さんやお母さんが、そうやって自身を棚上げしてでも、

 

みなさんに「勉強しなさい」と言うのは、

 

大人になって勉強の重要性を知ったからです。

 

  • 大学の進学
  • 会社の就職
  • お金を稼ぐ

 

 様々な場面で、もっと勉強しておけばよかった、と後悔することが出てきます。

 

自分の子には、そんな後悔してほしくない!

 

だからこそ、親は勉強のことで色々言っちゃうんです。

言いたくなくても言っちゃう

スピーカーをもった人の画像

親御さんも、あなたが宿題や勉強をしていない姿を目にした時、

 

「勉強しなさい!」

 

と言いたいわけではありません。

 

だけど言っちゃうんです。

 

親も人間です。

 

口に出てしまう。態度に出てしまうんです。

 

それは、親御さんがお子さんに関心を持っている証拠です。

 

心配している裏返しなんです。

自分よりも立派になってほしい

幸せな女性の画像

勉強した方が、より将来の選択肢が広がることを親は分かっています。

 

そして親は、子供の幸せを願っています。

 

たとえ、口や態度では厳しいように見えたとしても、心では我が子に立派に育ってほしいと思っています。

 

親としては、自身の失敗経験や後悔したことを、子供に繰り返させたくないと思います。

 

でもそんなこと、普段は恥ずかしくて言えません笑

 

だから代わりに「勉強しなさい」と言ってくるんです。

あなたが親の想いを全部くみ取る必要はない

叫ぶ子供の画像

ここまで親の気持ちを代弁してきました(恐れながら)。

 

こういった親の気持ちを、少しでも理解してくれると親としても嬉しいでしょう。

 

ですが、生徒のみなさんにお伝えしたいのは、

 

これらの親の想いに全部こたえる必要は全くない

 

ということです。

 

みなさんは、親のために勉強するわけではありませんよね。

 

もちろん、親の期待に応えたいという気持ちはとても大切です。

 

ですが、あくまで勉強は自分のためにするものです。

 

親の期待を一度に背負うとプレッシャーで潰れてしまいます。

 

ですから、親の考えていることをちょっとでも分かることで、

 

自分のできる範囲で”自身の勉強に対する姿勢を見つめなおしてみてください。

親の監視を減らすためにやれること

監視している人の画像

親からの口撃で勉強のやる気がなくなってしまう

 

毎日のように勉強のことを言われる

 

あなたが今、こういった状態であれば、なにか手を打つ必要があるでしょう。

 

そこでオススメしたい対策がこれです。

 

  • 帰宅してすぐ宿題をやる
  • 親の前で勉強をする

 

この対策のポイントが、

 

親からの「勉強(宿題)しなさい」の口撃に「もうやったよ」と答えられることです。

 

そしたらそれ以上親は何も言えないですよね。

 

自分自身もやることを先にやったので気持ちがいいはずです。

 

親はできれば勉強のことでガミガミと言いたくはありません。

 

要は、安心させることができればいいんです。 

 

すぐにテストの点数が上がらなくても、勉強する姿を見せれば、親も少しは安心できます。 

まとめ

今回の記事のまとめはこちら↓

  • 親は子供より勉強の重要性を知っている
  • 心配しているからこそ、言いたくなくても言っちゃう
  • 親は我が子には自分よりも幸せになってほしいと思うもの
  • 親の想いに全部こたえる必要は全くない
  • 親を安心させて口撃を減らそう

 

勉強を厳しく言うのは愛情の裏返しです。

 

でもそれを理解するのは難しいのは当たり前。

 

「自分のための勉強」を心がけていきましょう!

中学数学のオススメ問題集&参考書7選

中学数学参考書の画像

出典:『中学 自由自在 数学: 基礎から難関校受験まで』

今回は、中学生のみなさんにオススメしたい数学の問題集&参考書の紹介です。

 

問題集や参考書は、

 

自分のレベルにあった1冊をとことん繰り返し使う

 

ことが重要です。

 

math-gakusyu.hatenablog.com

 

そのために「自分に合う1冊」を探すときには、時間をかけてよく選んでください。

 

問題を解く時間も、あなたの貴重な時間です。

 

その時間が無駄にならないようにするには、最初の参考書選びが大事なんです。

 

あなたにぴったりの1冊が見つかるように、僕が厳選した7冊をご紹介します!

 

 

中学数学のオススメ問題集&参考書7選

進学塾プロ講師が教える高校入試 数学 瞬解60

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【推奨学力】60点以上

【特徴】

  • 学校では教えてくれない、目から鱗なテクニックばかり
  • 解法を暗記するタイプの問題集
  • 暗記するのも3年間で60個と厳選されているのが◎
  • とくに平面図形・関数で悩んでいる人はかなり使える

  

 僕が一番オススメしたい問題集です。

 

 ポイントは、押さえておくべき解法が60個で済んでいるところです。

 

ですが”瞬解”というだけあって、使っていい解法は、問題を見て瞬時に出てくる解法だけ、とのこと。

 

どうしても理解できない単元を「ただ暗記するだけ」で済ませられるのが非常にいいと思います。

高校入試 中学3年分まるごと総復習 数学

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【推奨学力】50点以下

【特徴】

  • 基礎中の基礎の問題が厳選されている
  • シンプルなレイアウトで問題に集中できる
  • 問題1つ1つの解説がしっかりしている

 

中学3年生で、数学が苦手な人には、まずやってほしい1冊です。

 

”10日で総復習”の通り、問題も最小限に抑えられていて、

 

「1冊のテキストをちゃんとやりきりたい」

 

という人にもオススメです。

 

10日で1周できるのなら1ヶ月で3周できますね。

 

1ヶ月で数学の基礎力を上げるならコレで決まりです。

とにかく基礎 数学

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【推奨学力】50点以下

【特徴】

  • 中学2年の復習にはピッタリ
  • 基礎問題の類似問題が豊富
  • 解きながら理解するタイプの問題集

 

中学2年範囲の理解が弱い人にはオススメです。

 

この問題集は学年別に分かれているのですが、中2のクオリティがすごく高いです。

 

これを繰り返し解けば、必ず点数が上がると思います。

高校入試 中学3年間の総復習 数学

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【推奨学力】70点以下

【特徴】

  • 受験勉強の前に、自分の苦手を簡単に洗い出せる
  • 基本問題メインだが発展問題もある
  • 入試問題にもチャレンジできる
  • 14日間と素早く総復習できる

 これまで紹介してきた問題集と似ていますが、これはもう少しレベルが高いです。

 

平均以上は点が取れるが、それ以上が伸び悩んでいるような人にオススメです。

 

ですが、80点以上を取る人には物足りないかもしれません。

 

入試問題のレベルに触れられるのもポイントです。

高校入試「解き方」が身につく問題集 数学

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【推奨学力】70点以上

【特徴】

  • 問題集と参考書が混ざったようなテキスト
  • 入試によく出る単元を幅広く扱っている
  • 類似問題など問題量も豊富
  • 模試対策などにも使える

 

最初に紹介した『瞬解』とも似ている問題集です。

 

基礎力は付いてきたが、応用問題に苦しんでいる人にはオススメです。

 

解法パターンをある程度覚えて、問題に合わせて解法を正しく使えるようにしていくので、

 

この1冊を使い倒せば、応用問題にも無理なく取り組めるようになるでしょう。 

⑥数学 図形と関数・グラフの融合問題 完全攻略272選

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【推奨学力】80点以上

【特徴】

  • 模試などでも80点以上を取れる人向け
  • 入試で頻出の図形・関数の融合問題に特化
  • テーマ別解説だけで練習問題は無い
  • 演習は全て入試問題

入試で大半の人が捨て問題にするような、

 

図形・関数の融合問題に特化した問題集&参考書です。

 

構成も変わっていて、演習問題はすべて入試問題です。

 

まず入試問題を解いて、分からなかった問題をテーマ別解説で確認する

 

といった使い方をします。

 

難しそうですが、入試でよく見るパターンばかりなので、かなり勉強になると思います。

⑦『中学 自由自在 数学: 基礎から難関校受験まで』

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【推奨学力】全員

【特徴】

  • 中学生版チャート式、参考書はコレ一択
  • 例題・解説・練習問題で解説量も問題量も豊富
  • 3年間をコレ1冊でカバーしているので持ち運びが楽

 

点数にかかわらず、なにか参考書を買おうとなったら、迷わずコレを買ってください。

 

教科書を見ても分からないところは、これを見ればだいたい解決すると思います。

 

また、問題も基礎から発展まで幅広いレベルが収録されています。

 

参考書は、問題集と違って、学習範囲をすべてカバーしています。

 

そのため、分かる単元は飛ばして、分からないところを辞書感覚で使っていきましょう。

まとめ

いかがでしたか?

 

気になるテキストはあったでしょうか?

 

ここで紹介した問題集や参考書は、ちゃんと使えば、どれをやっても必ず点数が上がると思います。

 

書店にも置いてますから、学校の帰りにでも寄って見てみてくださいね!

参考書と問題集は違う!それぞれの特徴と使い方を解説

本を読む学生の画像

突然ですが、みなさんに質問です。

 

参考書と問題集の違いって分かりますか?

 

考えてみると、なんとなく分かるのではないでしょうか。

 

でも、そもそも参考書と問題集って違うの?と思った人も多いはずです。

 

この2つの違いが分かると、正しい使い方も分かります。

 

もし自分が学校の教科書以外にテキストを持っているなら、それが参考書なのか問題集なのか、考えながら見てみてください。

参考書の特徴と使い方

参考書は、教科書をイメージすると分かりやすいです。

 

参考書のイメージ画像

出典:『中学 自由自在 数学: 基礎から難関校受験まで (中学自由自在)』

 

構成を見てみると

  1. 例題
  2. 解説
  3. 練習問題

の順番に説明がなされている教材ですね。

 

では教科書とは、どう違うのでしょうか?

参考書は「教科書の詳しい版」

学者の画像

参考書は簡単に言うと「教科書の詳しいバージョン」です。

 

学校で使っている教科書は、

 

「解説が簡単すぎて分からない」

 

「解法が基本パターンしかない」

 

「練習問題が答えしかない」

 

など、物足りないなと感じることが多いと思います。

 

そんなときに教科書の理解を助けてくれるのが参考書です。

 

”参考書の特徴”

  • 学校での学習範囲をすべてカバーしている
  • 問題のパターンが豊富
  • 例題の解説がカラフルで見やすい
  • 練習問題にもしっかり解説がある 

辞書的に使おう

辞書の画像

参考書は「辞書的に」使いましょう!

 

参考書は、学校での学習範囲をすべてカバーしているため、

 

”めちゃくちゃ分厚い”

 

のが普通です。

 

先ほども言ったように、参考書の使いどころは、

 

教科書の理解を助ける

 

ときです。

 

したがって、

 

「参考書の解説や問題をすべてやり切る!」という考えは今すぐ捨ててください。


真面目な生徒さんほど、それを本当にやりがちなんです。

 

”参考書の使いどころ”

  • 教科書の解説だけでは分からないとき
  • 教科書に載っていない形式の問題にぶつかったとき
  • 練習問題の解説が気になるとき

 

このタイミングで参考書を開いて、部分的に見るようにしましょう。

 

まずは教科書から学習を始める。

 

それでも分からないところだけ参考書の出番。

 

という使い方をするのがポイントです。

問題集の特徴と使い方

問題集は、その名の通り問題がメインの教材です。

問題集の画像

出典:『高校入試「解き方」が身につく問題集 数学』

 

解説を読んで理解する参考書とは違い、問題を解いて理解することを目的にしています。

 

学校でも教科書とあわせて演習用のワークブックがあると思いますが、問題集はそのポジションと言えます。

問題集は「問題がメインの教材」

問題集が参考書と違うポイントは次の通りです。

 

”問題集の特徴”

  • 問題の出題分野が絞られている
  • 丁寧よりも簡潔な説明
  • 演習量が豊富

 

問題集の中には、上の特徴に当てはまらないものも存在します。

 

例えば、

 

問題の出題分野が、参考書並みに広いもの

 

解説がカラフルなもの

 

などなど…

 

ですが、これらの参考書はオススメできません!

 

問題集は、なるべくシンプルで、問題が多すぎないものを選びましょう。 

 

なぜそうなのかは、問題集の使い方にあります。

何度も繰り返して使おう

階段を登る人の画像

問題集は、何度も繰り返して使うことで効果を発揮します。

 

同じ問題を何度も解いたら、答えを覚えちゃうんじゃ…?

 

そう思いますよね。

 

でも、それでいいと思っています。

 

答えを覚えても、

 

なぜその答えになるのか

 

のプロセスが分かるまで繰り返せばいいんです。

 

その問題の解答を自分の言葉で最後まで説明できるようになる

 

これがちゃんと理解できたかの基準です。

 

最低でも3回は同じ問題を解きましょう。

 

あ、この問題、あの問題集の○○ページの○番と同じだ

 

となれば完璧です!

まとめ

今回の記事のまとめはコチラ⬇︎

  • 参考書は、教科書を詳しくしたもの
  • 参考書は、教科書を見ても分からない所を辞書的に使おう
  • 問題集は、問題がメインの教材
  • 問題集は、最低3周して解法を自分で説明できるぐらいを目指そう

 

自分に合った参考書&問題集を正しく使って点数アップを目指しましょう!