【入試対策】受験勉強に向けてまず始めることとは?
みなさんは受験勉強をどうやって始めていますか?
「ただなんとなく…」
ではダメです。
受験勉強は時間との勝負です。
限られた時間の中で、効率よく勉強することが重要です。
では、どうやって勉強していけばよいのでしょうか?
受験勉強に向けてまず始めるべきことをご紹介します。
受験勉強に向けてまず始めること
受験勉強に向けて、まず始めるべきことは次の2つです。
- 志望校の傾向と対策を分析する
- ざっくり勉強の優先順位を決める
受験勉強を、なんとなくで始めてはダメです。
「なんとなく、こういう問題が出やすいと思うなあ」
ではなく、しっかりと計画を立てましょう。
入試の出題範囲は中学校3年間で学習した範囲すべてです。
でも、学習内容の全部を問題で出すことは不可能です。
したがって入試問題には”必ず出題傾向があります”。
出題傾向を把握するメリットは、
「無駄な勉強を減らすことができる」
ということです。
出題傾向が高い単元から勉強を始めるようにしましょう。
もう少し詳しい解説を、それぞれやっていきますね。
志望校の傾向と対策を分析する
まず、志望校の出題傾向を調べるには、どうしたらよいでしょう?
次の方法が参考になると思います。
- 入試の過去問テキストを買う
- ネットで調べる
- 学校・塾の先生に聞く
この中の最初のページに「出題傾向の分析」が書いてあります。
こんな感じですね。
一方、ネットで「福井県 高校入試 傾向」と検索すると、
いろんな出題傾向の情報が出てきます。
たとえばこんなやつ。
ネットは最新の情報が集めやすいですが、情報量でいけば入試過去問テキストの方が多いです。
両方の情報を集めてみるといいですね!
学校や塾の先生に聞くのは、次の点で不便です。
- 文字に起こすのが面倒くさい
- 先生の考えにかたよる
まず人に聞くということは、口頭です。
それをメモして、、、ってなるのは面倒です。
それに、先生は自分の経験から話すことがあるので、
人によって出題傾向や対策のアドバイスが違うことがあります。
情報が集まったら、次にすることは、
「勉強箇所の取捨選択」
です。
次のポイントに意識してみてください。
- 大問の数
- 3年連続で出題されている単元
- まったく出題されていない単元
- 記述式問題がどれだけ出るか
大問の数で、入試で出題される単元の数がざっくりと分かります。
毎年のように出題されている単元は、今年も出る可能性が高いです。
一方で、まったく出題されていない単元は、勉強の優先度を下げましょう。
また、記述式と選択式では、勉強方法が変わるので、記述式がどれだけ出題されるのかも見ておきましょう。
ざっくり勉強の優先順位を決める
出題傾向がつかめてきたら、次にするのは勉強の優先順位をつけることです。
優先順位を決めるときのポイントは次の通りです。
- 出題頻度
- 自分の理解度
- 難易度
この3つを軸に、優先的に勉強する単元を10個、順番に書き出してみましょう。
これが、あなたが受験のために勉強する単元になります。
受験勉強は基本的に時間が足りません。
中学3年分を勉強するのですから当然ですね。
だからこそ、
「何を勉強して、何を捨てるのか」
これを意識しないといけません。
まとめ
今回の記事のまとめはコチラ↓
- 無駄な勉強を減らすには傾向分析が必要
- 出題傾向の分析は情報を集めるところから
- 勉強の優先順位を10個決めよう
戦は敵を知るところからです。
しっかりと時間をかけて勉強の取捨選択をやりましょう!