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【中学数学】何冊も買うのは絶対NG!問題集の選び方

書籍を運ぶ人の画像

数学の問題集は、一体どんなものを選べばよいのでしょうか?

 

書店に行けば、中学校でも色んな種類の問題集が売られていますよね。

 

ここでオススメする問題集はズバリ

 

多すぎない・細かすぎない・派手すぎない

 

です。

 

問題集といえば、

 

分厚くて、丁寧な解説があって、カラーのイラスト付きで…

 

と考えがちですが、僕としてはそれは全部オススメできません。

 

どうして僕は、そんな網羅的な問題集をオススメしないのか?

 

それを説明していきます。

問題集は「確実にやり切れるか」で選ぶ

中学数学の参考書の画像

出典:『進学塾プロ講師が教える高校入試 数学 瞬解60 (日本語) 』単行本

中学数学の問題集は

 

  • 問題が多すぎない
  • 解説が細かすぎない
  • 最低限の配色とイラスト

 

を満たしているものを選ぶべきです。
 
問題集を買う基準は、
 
その1冊を確実にやり切れるか
 
で考えましょう。
 
問題集はお気に入りの1冊を何回も繰り返して使うほうが効果があります。
 
したがって、
  • 問題が多すぎる
  • 解説が細かすぎる
  • カラフルでイラストが多い
ものは避けるようにしましょう。
 
なぜそうなのかをデメリットを挙げて説明していきますね。
 
問題が多すぎるデメリット

時計の画像

問題集をやり切るのに時間がかかる or やり切る前に挫折する

 

問題が多すぎると、その問題集1冊を終わらせるのに多大なエネルギーが必要になってしまいます。

 

いつしか問題集を終わらせることが目的になってしまったり、途中で放り投げてしまったりする可能性が高いです。

 

問題集を買って、いちばん無駄になる結果は何でしょうか?

 

最後までやり切らないまま終わることです。

 

問題集を有効に活用する大前提は「問題をすべてやり切る」ことです。

 

解説が細かすぎるデメリット

混乱の画像

結局なにが要点なのか分からなくなる。1問1問の理解に時間がかかってしまう

 

解いた問題が間違っていて、解説を見たとき、長すぎて見る気が失せた経験ありませんか?

 

解説があまりにも丁寧すぎるとかえって要点がブレてしまい、何が大事なのか受け取れなくなってしまいます。

 

要点だけが簡潔に記載されている問題集を使いましょう。

 

解説を見ても分からない問題は、学校や塾の先生に聞けばいいんです。

 

カラフルでイラストが多いデメリット

カラフルな矢印の画像

情報量が多くなりがちで、頭の中が整理されない

 

カラフルでイラストが多いのは、見やすくていいのでは?と思いがちです。

 

ですが、色が多いと、一体どこが重要なのか結局は分からなくなってしまいます。

 

それにイラストは文章よりも一度にたくさんの情報を含んでいます。

 

イラストが多くても要点を整理しにくくなるんです。 

適当に選ばない

意思決定の画像

もう一つ、問題集選びで大事なことは、適当に選ばないことです。

 

問題集を用意する時、こんなことしていませんか?

 

「書店で最初に目に止まったものを買う」

 

「親に買ってきてもらう」

 

「兄姉や先輩のおさがりをもらう」

 

これ全部NGです。

 

問題集選びは、時間をかけてしっかり選びましょう。

 

問題集を使って問題を解く時間は、あなたの限られた貴重な時間です。

 

その時間をより効果的なものにするために、自分に一番適した問題集は何か考えることは重要です。

 

どうしても分からなければ、

 

担任の先生塾の先生など、

 

あなたの学力を知り、テキストの知識も持つ人に相談してみてください。

 

自分のレベルに合わせた1冊を

本を読む女の子の画像

次に大事になってくるのは、自分のレベルに合っているかどうかです。

 

買う問題集は1冊に絞ってください。

 

問題集は何冊も買うより、1冊を繰り返し使ったほうが確実に効果があります。

 

ここで学力別に、自分に合っているか見分けるポイントを紹介しますね。

学力30点~50点の場合

基礎問題だけを集めたものを選びましょう。

 

基礎固め」とか「わかりやすく」と書いてあるかがポイントです。

 

この学力の場合、同じ問題を解けるまで反復することが重要です。

 

問題量は「そのテキストを最低でも3周できるか」を基準に考えてみてください。

学力60点~70点の場合

基礎から応用まで、幅広く問題が用意されているものを選びましょう。

 

ですが、分厚い問題集を買ってしまうと、解き切らずに辞めてしまう可能性があるので気を付けてください。

 

〇〇個の解法」とか「解法を覚える」などのワードがあるものがオススメです。

学力80点~90点の場合

 応用的な問題がメインの問題集を使いましょう。

 

問題量は少なくて大丈夫です。

 

そしてある程度、解説がしっかりした問題集を選びましょう。

 

(さっき解説が細かすぎるのはNGと書きましたが、ここは例外です)

高校入試の過去問集

福井県高校入試過去問の画像

出典:https://www.amazon.co.jp/ref=nav_logo

最後に、3年生向けに必ず手元に置いておかなければいけない問題集の紹介です。

 

それは「高校入試の過去問題集」です。

 

その意味は言わなくても分かりますよね?

 

一応まとめておきますと、次のようになります。

 

”高校入試過去問集を解く理由”

  • 志望校の合格まであと何点必要かを知る
  • 入試の難易度を知る・慣れる
  • 入試の出題パターンを知る

 

戦をするには、まず敵を知るところからです。

 

志望校が私立であれば、その高校の入試過去問を何が何でも入手してください。 

 

まとめ

今回の記事のまとめはこちら⬇︎

  • 中学数学の問題集は「多すぎない・細かすぎない・派手すぎない」で選ぶ
  • 適当に選ばない
  • 問題集を何冊も買うのはNG!一冊を使い倒す
  • 30点~50点のオススメは「基礎問題」メインのもの
  • 60点~70点のオススメは「解法暗記系」のもの
  • 80点~90点のオススメは「応用問題」メインのもの
  • 受験生は「高校入試過去問」の入手が必須

 

自分にぴったりの問題集を見つけてください!