入試の出題傾向と対策を立てる方法を解説します(無料分析シート付き)
みなさんは、もう志望校を決めていますか?
「志望校は決めたけど、どう対策していけばいいか分からない…」
こういった人に伝えたいのが
「志望校の入試問題を分析しましょう!」
ということです。
受験勉強での無駄をなくすためには、入試問題を分析して、
何を勉強して、何を捨てるか
が大事になってきます。
今回は、その入試問題の分析と対策の方法を解説します。
無料の分析シートもあるので、ぜひご活用ください!
なぜ入試の出題傾向をみるのか
受験勉強は時間との勝負です。
基本的に時間が足りません。
そこで大事になってくるのが、
何を勉強して、何を勉強しないか
という取捨選択です。
入試問題は、学校や都道府県によって、問題の出題傾向が違います。
出やすい問題・出にくい問題
があるわけです。
それを分析して、志望校の入試で出やすい問題を集中的に勉強できるようにしていきましょう。
入試の出題傾向をみるだけじゃダメ
次の画像を見てください。
これは、福井県の公立高校入試の過去問集に載っている、数学の出題傾向です。
情報量が豊富で、なんと7年分の年度別出題内容まであります。
ここに書かれていることは重要なことばかりです。
ですが、、、
じゃあ結局なにを勉強したらいいの??
となってしまいます。
これはあくまで”情報”です。
みなさんは、ここからさらに自分に合った入試の対策を立てなければいけません。
分析シートを活用しよう
ここでみなさんに、ぜひ使って欲しいのが
僕が作った「分析シート」です。
PDFでのダウンロードはこちらです⬇︎
手元に志望校の入試情報があれば、
あとはこの分析シートを順番に書いていくことで、
自分に合った受験対策の計画
が立てられるようになっています。
この分析シートを使って計画を立てる流れは5つのステップに分かれています。
”入試問題の分析と対策の5ステップ”
- 入試問題の情報を集める
- 問題の出題構成を調べる
- 単元の出題頻度を調べる
- 勉強する単元を取捨選択する
- 勉強する単元に優先順位をつける
実際に自分の手で書き進めていくことで、受験勉強の計画のイメージが出来上がってくるはずです。
分析シートの記入例(公立高校)
一応、公立高校での分析シート記入例を作ってみました。
福井県の公立高校で、志望校は偏差値60の設定です。
いかがでしょうか?
これを作るときに意識したことは次の通りです。
- 記述式・融合問題の対策は優先的にする
- 「配点が高い&難易度が低い」は最優先
- まったく出題されていない単元は勉強しない
だいたい30分くらいでできるので、勉強の合間にでもやってみてください!
まとめ
今回の記事のまとめはコチラ⬇︎
- 受験勉強は時間との勝負
- 勉強範囲の取捨選択が必須
- 『志望校入試分析シート』を活用しよう
どうしても過去問集の購入が難しければ、ネットでも過去問が無料で見れます。
参考にしてみてください!