中学数学ぐんぐんブログ

中学数学は必ず伸ばせる〈6ヶ月で50点上がる数学勉強〉

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集団・個別・家庭教師・オンラインを比較!結局一番いいのは…?

悩んでいる女子学生の画像

最近は、学校以外の教育サービスを受けるのが、当たり前になっていますよね。

 

みなさんの周りでも、塾や通信学習を受けていない人のほうが少ないはずです。

 

今回は、どの教育サービスが一番いいのか、比較してみました。

 

みなさんが今やっている学習環境が、本当に最適なのか考えるきっかけになれば嬉しいです。

4つの面から比較してみた

今回は、

  • 集団塾
  • 個別塾
  • 家庭教師
  • オンライン指導 

の4つを

 

「料金」

「効果」

「利便性」

「モチベーション」

 

の4側面から比較してみました。

 

それぞれどんな強みがあるのか、早速見ていきましょう!

料金

貯金箱の画像

まず大事なのは「料金」ですよね。

 

毎月の料金(月謝)が安い順番に並べるとしたら、こうなります。

 

 料金の安さランキング  オンライン指導
②集団塾
③個別塾
④家庭教師

 

最も安く授業を受けられるのは、オンライン指導です。

 

およそ毎月20,000円ほど、安いと15,000円〜というのもあります。

 

オンライン指導は基本的に1対1のはずですから、生徒に合わせた個別指導で、この安さはかなりのメリットと言えます。

 

ただし、自宅にネット環境がない場合、通信環境の準備や毎月の通信費でお金がかかってくるので注意です。

 

math-gakusyu.hatenablog.com

効果

成績UPの画像

次の比較は、どれが効果が高いのか、です。

 

ですが”人によって合う環境は違う”ということが前提での比較です。

 

 効果の高さランキング  個別塾(1対1)
②家庭教師
③オンライン指導
④集団塾

 

この順番になった理由は、

 

  • 生徒に合わせた1対1の授業
  • 対面での授業
  • 複数人(先生と塾長)でのサポート

 

を考えた結果です。

 

やはり集団の一人として授業を受けるよりも、自分のレベルに合わせた授業を集中的にしてくれるほうが効果がありますよね。

 

個別塾では、先生と別に教室長がいます。

 

教室長は、定期的に面談などを実施して、進路相談や学習アドバイスをしてくれます

 

オンライン指導も基本的に1対1ですが、直接対面ではありません。

 

慣れてくれば、オンラインでも対面と同じぐらい自然にコミュニケーションが取れますが、

 

直接授業を受けたほうが安心!」と考える家庭も多いです。 

利便性

オンライン学習の画像

利便性(りべんせい)とは、負担が少なかったり、融通がきいたりすることです。

 

これは、授業を受けるときに意外に大事だったりします。

 

まずはランキングを紹介しますね。

 

 利便性のよさランキング  オンライン指導
②家庭教師
③個別塾
④集団塾

 

利便性があるとは、具体的どういうことかというと、

 

  • 移動が有るか無いか
  • 時間調整のしやすさ
  • 振替ができるかどうか

 

という感じです。

 

オンラインだと、先生も移動が無くて、時間の調整がラクなので、比較的簡単に授業時間をずらしたりすることができます。

 

また振替がきかない集団塾や、当日キャンセルでの振替ができない個別塾よりも家庭教師やオンライン指導の方が、融通がきくので便利です。

モチベーション

モチベーションの画像

勉強に対するやる気を伸ばせる環境が、一番いいのはどこなのかも大事な要素です。

  

 モチベーションランキング  集団塾
②個別塾
③家庭教師
④オンライン授業

 

勉強のモチベーションを伸ばしたり、維持できる一番の環境は、集団塾です。

 

理由は、次の通り。

 

  • 人数が多く、塾生同士が互いに刺激になる
  • 友達との会話がいいリフレッシュになる
  • 競争相手がいる

 

集団塾で一緒に授業を受ける塾生は、学校のクラスメートとはまた違います。

 

周りは同じような学力レベルなので、競争心も湧いてきます。

 

一方で、同じ志望校を目指す同志にもなるので、刺激にもなります。

 

「自分は一人じゃない」と思える環境はモチベーションを大きく高めるんですね。

結局どれがいいのか?

4つの学習サービスを比較してみて、分かることは、

 

どれが一番かは結局、その人次第

 

ということです。

 

それぞれに独自の強みがあるので、みなさんの学習レベルや性格に合ったものを選びましょう!

集団塾が一番いい人

集団塾で勉強する生徒の画像

集団塾が一番いい生徒

  • 競争で燃えるタイプ
  • ある程度の学力がある
  • 勉強の習慣が付いている

 

集団塾の一番の強みは、競争相手や同志がいることです。

 

授業は基本的に学校より先に進むので、ある程度の学力がないとついていけません。

 

ですが、やる気があって勉強の習慣が身についていれば、これ以上ない環境と言えるでしょう。

個別塾が一番いい人

個別塾で授業を受ける生徒の画像

個別塾が一番いい生徒

  • 勉強のやり方が分からない
  • 学校の授業についていけてない
  • 進路に迷っている

 

個別塾(1対1)は何と言っても、生徒一人一人に合わせた授業ができることが1番のメリットです。

 

その分、集団塾よりも費用が高くなります。

 

ですが、勉強の習慣が身についていない生徒や、勉強のやり方が分からない生徒にとっては、最適な環境と言えます。

 

また、教室長が推薦入試対策で、志望動機の添削や面接練習などしてくれるのも、家庭教師にはない強みです。

家庭教師が一番いい人

家庭教師の授業を受ける生徒の画像

 ”家庭教師が一番いい生徒

  • 近くに塾がない
  • リラックスして授業を受けたい
  • 勉強の習慣がついてない

 

家庭教師は、個別塾よりも割高ですが、その分、自宅でリラックスして授業を受けることができます。

 

個別塾は教室に人が集まりすぎると、うるさいこともあります。

 

そういった心配がないのは、意外と大きなメリットです。

 

また、完全1対1で集中的に指導してくれるので、勉強の習慣づけにはもってこいの環境と言えます。

オンライン指導が一番いい人

オンライン指導を受ける生徒の画像

オンライン指導が一番いい生徒

  • 塾にお金をかけたくない
  • 勉強の習慣が付いている
  • なるべく自宅で学習したい

 

オンライン指導は、一番コスパの良い教育サービスです。

 

そこまでお金をかけずに、全国の優秀な先生の授業を受けることができます。

 

その分、家庭教師や個別塾のように対面じゃないデメリットはあります。

 

ですが、勉強の習慣が身についている生徒であれば、対面の家庭教師と同じくらいの点数アップ効果が見込めるでしょう。 

まとめ

今回の記事のまとめはコチラ⬇︎ 

 料金の安さランキング  オンライン指導
②集団塾
③個別塾
④家庭教師

 

 効果の高さランキング  個別塾(1対1)
②家庭教師
③オンライン指導
④集団塾

 

 利便性のよさランキング  オンライン指導
②家庭教師
③個別塾
④集団塾

 

 モチベーションランキング  集団塾
②個別塾
③家庭教師
④オンライン授業

 

いまの自分に合った教育環境を考えてみてください!

数学50点以下の受験生がすぐに20点アップする10個の解法【①分数式の和と差】

アイキャッチ画像

分数式の和と差

なかなか数学の点数を上げられない生徒が、まず克服すべきテーマですね。

 

分数は計算を複雑にする要因の一つです。

 

分数の計算をマスターするだけで、入試レベルの計算問題もかなり解けるようになります。

 

では張り切って行ってみましょう!

例題

まずは次の例題を、拒否感ゼロで自然に解けるようになりましょう。

 例 題 

次の計算をしなさい。

{ \displaystyle \left(1\right)\frac{4x+7}{3}-\frac{2x-3}{5} }

{ \displaystyle \left(2\right)\frac{5a-7}{4}-a }

{ \displaystyle \left(3\right)2x-\frac{-x+2}{5} }

 

今回のテーマのポイントは”分数式の引き算”です。

 

計算途中の符号に注意して解いてみてください。

要約ノート

今回のテーマのシンプル要約はコチラ!

【分数式の和と差】のシンプル要約

【分数式の和と差】のシンプル要約

【分数式の和と差】のシンプル要約

今回の問題で、できるようになって欲しいのは、

 

自分でカッコを付けられるようになること

 

です。

 

今までカッコを外すことはやってきましたよね。

 

次からは、適切なタイミングでカッコを付けられるようになりましょう。

解答・解説

 解答・解説 

{ \displaystyle \left(1\right)\frac{4x+7}{3}-\frac{2x-3}{5} }

{ \displaystyle =\frac{20x+35}{15}-\frac{6x-9}{15}  }

{ \displaystyle =\frac{\left(20x+35\right)-\left(6x-9\right)}{15} }

{ \displaystyle =\frac{20x+35-6x+9}{15} }

{ \displaystyle =\frac{14x+44}{15} }

 

{ \displaystyle \left(2\right)\frac{5a-7}{4}-a }

{ \displaystyle =\frac{5a-7}{4}-\frac{4a}{4} }

{ \displaystyle =\frac{5a-7-4a}{4} }

{ \displaystyle =\frac{a-7}{4} }

 

{ \displaystyle \left(3\right)2x-\frac{-x+2}{5} }

{ \displaystyle =\frac{10x}{5}-\frac{-x+2}{5} }

{ \displaystyle =\frac{10x-\left(-x+2\right)}{5} }

{ \displaystyle =\frac{10x+x-2}{5} }

{ \displaystyle =\frac{11x-2}{5} }

 

どうですか?

 

「あ〜分数じゃん。嫌だなあ…」

 

とか思わずに、当たり前のように解けるようになりましたか?

 

そこまでのレベルに行けるまで、何回も問題を解き直してください。

なぜ大事なのか

最後に、なぜ”分数式の和と差”が大事なのか説明します。

理由はカンタン。

 

計算ミスを無くすためです。

 

”分数式の和と差”は小問として入試問題に出ることもあります。

ですが、それ以外に

 

連立方程式・関数の文章題

 

などで、答えを計算するときに分数式の計算が必要になってきます。

 

せっかく答え方が合っているのに、分数式の計算ができなくて答えが出ない

 

ということがないように、計算の基礎固めをやりましょう。

一番大事なのはスピード?数学で問題を解くときに優先すべきこと

スピード感ある画像

みなさんは数学の問題を解くとき、なにが一番大事だと思いますか?

 

先に言っておくと、

 

「解くスピード」ではありません!

 

それも大事なのですが、一番ではありません。

 

早さよりも大事なことがあります。

 

ここを意識するだけで、無駄なケアレスミスを減らせるはずです。

 

今回は、数学を解くのに大事なことが何なのか、解説していきます。

数学で問題を解くときの優先順位

優先を表す画像

数学で問題を解くときには、気を付けるべき優先順位があります。

 

”計算の優先度”

  1. 丁寧さ・正確さ
  2. 計算の工夫
  3. 解くスピード

 

これを意識しなければ、数学の点数は上がりにくくなります。

 

math-gakusyu.hatenablog.com

 

どういうことかと言うと、

 

数学は問題を解いて理解していく教科です。

 

ですから、問題を解く量を増やさなければ、数学の理解力は上がりません。

 

その問題を解くときに、雑に解いてしまうと、どれだけ問題を解いても無意味になってしまうんです。

 

この優先順位は、数学の理解力を着実に上げるための順番というわけです。

 

それぞれについて、もう少し詳しく説明します。

①「丁寧さ・正確さ」 

問題を正確に解く女性の画像

数学の問題を解くときに、まず優先すべきは

 

丁寧に・正確に

 

解くことです。

 

具体的には次のような解き方をすることです。

 

”問題を「正確に」解くコツ”

  • 途中計算をしっかり書く
  • 図・表・グラフを描いてみる

 

僕は、どんなに高得点を取る生徒にも、この2つは守るように指導しています。

 

たとえば、

 

「文章題の問題は図やイラストを描きなさい」

 

「確率の問題は場合の数をすべて書き出しなさい」

 

といった具合ですね。

 

数学は、確実に問題を解いていく方が、結果的には高得点に繋がります。

 

それに応用問題や初見の問題に役立つのは、スピードより丁寧な計算です。

 

ちゃんと問題の「見える化」をしましょう。

②「計算の工夫」

電球の画像

次に大事になってくるのが「計算の工夫」です。

 

この問題は、みなさんならどう解きますか?

{ 32^{2}-28^{2} }

 

{ 32^{2}-28^{2} }

{ =32\times32-28\times28 }

{ =1024-784 }

{ =240 }

 

という具合に解く人がいると思います。

 

でもこれだと計算する数字が大きくて、計算ミスの危険性が高まります。

 

こうゆうときに「計算の工夫」が必要になってきます。

 

{ 32^{2}-28^{2} }

{ =\left(32+28\right)\left(32-28\right) } 

{ =60\times4 }

{ =240 }

 

いかがでしょうか?

 

見たら分かるように計算の難易度がさっきよりも下がってますよね。

 

ちなみに今回は、

 

{ a^{2}-b^{2}=\left(a+b\right)\left(a-b\right) }

 

という「因数分解の公式」を使っています。

 

{ a^{2}-b^{2}=\left(a+b\right)\left(a-b\right) }という公式を知っていれば、

 

計算のムダをなくし、効率よく問題を解くことができるわけです。

 

このように計算の近道を常に考えることが数学で問題を解くには重要です。

③「解くスピード」

スピードを表す画像

3つ目が問題を解くスピードを早めることです。

 

「問題を解く早さ」を意識するのは、上の2つができてからです。

 

でも試験では制限時間があるんだから、スピードは大事でしょ?

 

そう考えますよね?

 

もちろんスピードは大事です。

 

だけど「急がば回れ」が数学です。

 

スピードを優先しすぎると別の問題が出てきます。

 

ケアレスミスのリスクがぐっと高くなる」です。

 

これがあると、自分の実力で解けるはずの問題まで失点してしまいます。

 

もったいないですよね。

 

具体的に解くスピードを上げるための方法はこれです。

 

”解くスピードを上げる方法”
  • 途中計算を省略する
  • 一度に複数の計算をする

  

方程式の解を求める計算であれば、

 

「かっこをはずす」

「移項」

「同類項をまとめる」

「分数をなくす」

 

みたいな計算手順を一度にやってしまう感じです。

 

何度も言いますが、これらを最初からやらないでくださいね。

 

やっていいのは、

 

書かなくても途中計算が目に見える

 

ぐらい途中計算を書く練習をしてからです。

 

まとめ

今回の記事のまとめはコチラ⬇︎

  • 数学の問題を解くには優先順位がある
  • ①途中計算や図を書いて「丁寧に」解く
  • ②公式などを使って「工夫して」解く
  • ③計算を省略・一括して「早く」解く
  • 最初からスピード重視の計算はNG

 

テストは、いまの実力を測るもの。

 

できる問題を確実に解いていく方が、高得点への近道です!

まったく違う!受験生の夏期講習と冬期講習の違い

勉強する女の子の画像みなさんは、塾の夏期講習・冬期講習をどう考えているでしょうか?

 

「夏も冬も同じように朝から晩まで勉強するんでしょ」

 

みたいなイメージでしょうか。

 

もしあなたが受験生なら、

 

その考え方は危険です!

 

受験生にとって、夏期講習と冬期講習は、まったく違います。

 

どちらも”ただ何となく”で勉強してしまうと

 

講習の効果は半減です。

 

今回は、夏期講習・冬期講習の意味と勉強法について解説していきます。

夏期講習は総復習・苦手克服を重視

ひまわりの写真画像

早いところでは、6月末ごろから始まる夏期講習。

 

受験まで9ヶ月〜7ヶ月ほどあります。

 

この準備期間は

 

まだ9ヶ月ある!志望校の合格へ向けて勉強しよう!

 

という心持ちで焦らずいきましょう。

 

具体的な勉強のやり方は次の通り。

 

”夏期講習の勉強法”

①中学3年間の総復習

 →得意科目・苦手科目の洗い出し

②苦手科目の勉強

 →苦手科目の克服で地盤固め

 

夏は得意を伸ばすより”苦手克服”を優先

ピーマンの画像

夏は冬よりも受験までの期間に余裕があります。

 

また、夏休みの方が冬休みより長いです。 

 

したがって、より時間のかかることを勉強すべきです。

 

具体的に言えば、

 

あなたの”苦手科目”の勉強です。

 

点数を伸ばすための方法は大きく2つあります。

 

”点数を伸ばすための方法”

  • 得意科目を伸ばす
  • 苦手科目を克服する

 

苦手な科目を勉強するほうがエネルギーも時間もかかりますよね?

 

苦手科目の勉強は、苦労する割に、すぐには点数が伸びません。 

 

ですが、苦手科目をじっくり勉強しなおす最後のチャンスは、

 

この夏休みしかありません!

 

ここで苦手科目を克服しておけば、入試対策がかなり楽になってきます。

冬期講習は入試対策に特化

冬の画像

冬期講習は、冬休み前後の12月〜1月で実施されます。

 

当然ですが、受験生に冬休みなどありません!

 

1、2年生の頃のように、あったかい部屋でお餅を食べてる余裕など無いのです!

 

入試までもう3ヶ月しかない。入試対策に集中しよう!

 

という時間感覚を持ちましょう。

 

具体的な勉強方法は次の通りです。

 

”冬期講習の勉強法”

①志望校の最終決定・入試分析

 →入試の出題傾向をみて勉強の取捨選択

②ひたすら入試対策

 →志望校の出題傾向に特化した勉強

 

冬は入試対策に特化した”無駄のない”勉強を

勉強ノートの画像

じっくりと時間をかけた勉強をする夏と違い、

 

冬は勝負の期間です。

 

冬休み前までに、願書を出す最終の志望校を必ず決めましょう。

 

そして入試の出題傾向をみて

 

何を勉強して、何を捨てるか

 

勉強科目の絞り込みをしましょう。

 

math-gakusyu.hatenablog.com

 

冬は得意科目をガンガン伸ばしていきましょう。

 

夏に苦手科目を克服できているほど、自分の得意な科目の勉強に集中できるはずです。

 

また、入試過去問を解きまくりましょう。

 

目的は、

 

入試問題の構成を把握するため

入試問題のレベルに慣れるため

 

です。

 

オススメは、入試の過去問を朝に解くこと。

 

受験当日も問題を解くのは午前中です。

 

午前中にパフォーマンスをMAXにする練習もできるといいですね。

夏期講習・冬期講習を受講した方がいいのか

笑顔で勉強する学生の写真画像

夏期講習・冬期講習のメリットはこれです。

 

集中して勉強できる最善・最強の環境

 

お金のことを考えなければ、夏期講習・冬期講習には行くべきだと、

 

僕は考えています。

 

もし、あなたが講習に行きたいと本気で思うなら、

 

その気持ちを親に伝えなきゃいけません。

 

夏期講習・冬期講習は決して安くはないんです。

 

ですが、気持ち+”説得力”も必要です。

 

まずは塾に親子で相談に行ってください。

 

そこで、自分が本気で勉強に取り組める!と感じれば、

 

その気持ちを率直に伝えてみてください。

 

塾の先生も協力してくれるはずですから、一緒に親を説得しましょう。

まとめ

今回の記事のまとめはコチラ↓

  • 夏期講習と冬期講習の違いを理解しよう
  • 夏期講習は”苦手科目克服”
  • 冬期講習は”入試対策特化”
  • 講習はどちらも行くべき(最強の環境)
  • まずは親子で塾へ相談しに行こう

 

やらずに後悔するなら、思い切ってやってみましょう!

 

数学の理解が深まる”たった一つの”考え方

WHY?の画像

数学を勉強しているとき、楽しいですか?

 

それとも辛いですか?

 

僕は、”数学だけは”勉強が楽しかったです。

 

問題を解く感覚が

 

ゲームをクリアする」、「パズルを完成させる

 

みたいなものだったからです。

 

僕がこういった感覚を持つようになったきっかけは

 

あるたった一つの考え方”でした。

 

それを今回はご紹介します。

好奇心を持つ

ゲームをする男の子の画像

僕が数学を楽しめた理由は、

 

数学だけは”ゲーム感覚”で勉強できたからです。

 

普通は、初見の問題を見ると嫌になりますが、僕は逆でした笑

 

初めて見る敵モンスターにワクワクするように、

 

初めて見る問題に取り組んでました。

 

みなさんは好きなゲームをするとき、何を考えますか?

 

「どうやったらこの敵を倒せるんだろう?」

「敵のあの攻撃は何なんだ?」

「このパズルを楽に攻略する方法はないかな?」

 

みたいな感じでしょうか。

 

ゲームに限らず、自分が没頭できることは自分から進んで色々考えますよね?

 

要するに、大事なのは「好奇心を持つ」ことです。

 

勉強に、この”好奇心”を持ってくることができれば最強です。

”なぜ?”が好奇心の出発点

クエスチョンの画像

では好奇心を芽生えさせるにはどうしたら良いのでしょうか?

 

それは「なぜそうなるんだ?」と考えてみることです。

 

今まで、当たり前に覚えてきたことに

 

でもなんでそうなるんだっけ?

 

と考えてみることが、好奇心を生み出す方法です。

「三角形の面積」の公式は?

三角形の背景画像

ここで実際に1つ試しに考えてみましょう!

 

以下は次の記事を参考にしています。

三角形の面積の公式 - 算数の公式

 

みなさん「三角形の面積の公式」は知ってますよね?

 

三角形の面積 = 底辺 × 高さ ÷ 2

「三角形の面積の公式」の画像

出典:https://medemanabu.net/sansu/area-triangle/

これはさすがに分かっているでしょう。

 

でも、なんで三角形の面積は”底辺”と”高さ”を掛け合わせて”2”で割らないと出てこないのでしょうか?

 

僕は当時、なんで2で割るんだろう?って疑問がありました。

 

三角形は、”底辺”と”高さ”を掛け合わせた図形の”半分”ということですよね。

 

じゃあ”底辺”と”高さ”を掛け合わせた図形はどんな図形なのでしょう?

 

「平行四辺形の面積」の画像

出典:https://medemanabu.net/sansu/area-triangle/

答えは”平行四辺形”です。

 

ちなみに、四角形(長方形)だと微妙に不正解です。

 

四角形の面積は”縦×横”ですからね。

 

「なるほど、三角形のもとの形は平行四辺形か〜」

 

ん、平行四辺形ってどんな図形だっけ?

 

となりませんでしたか?

 

そしたら次は、平行四辺形の性質について考えて…

 

ちなみに平行四辺形の面積は、長方形の面積の公式が元になっています。

medemanabu.net

 

さあ、どうでしょうか?

 

一度考え出すと、芋づる式に次々と疑問が浮かんでくるでしょう。

 

これが好奇心が芽生えたということです。

 

そしてこの好奇心を利用することで、数学の理解が簡単に深まります。

考える力は将来めちゃくちゃ役立つ 

好奇心はコントロール可能だ

 

と僕は考えています。

 

どんな物事にも「なぜそうなるんだ?」とひとつ疑問を抱けば、その瞬間から好奇心が芽生え出すからです。

数学が苦手な人へ

悩んでいる女性の画像

数学の公式などを覚えていても、

 

いまいち数学が理解できていないと感じる人は、

 

いわば、点と点が線で繋がっていない状態なんです。

 

そこが繋がれば、数学の理解は一気に進むでしょう。

将来どう役立つのか

大人の画像

そしてこの感覚は、将来めちゃくちゃ役に立ちます。

 

みなさんは、今後も、初めて経験することばかりです。

 

高校進学・大学進学・就職・結婚…etc

 

挙げればキリがありません。

 

しかも現代は超高速に生活のあり方が変わっています。

 

10年後には、今では考えられないような生活スタイルになっているかもしれません。

 

ちょっと大げさかもしれませんが、

 

今まで経験したことがないことでも、なんとかやっていくには

 

あらゆる物事に自分で考える力が要る、と僕は考えています。

 

今やっている勉強は、ただ知識を蓄えるためだけではありません。

 

何を覚えたかではなく、どうやって覚えたか

 

むしろこっちのほうが大事です。

math-gakusyu.hatenablog.com

まとめ

今回の記事のまとめはコチラ⬇︎

  • 数学の理解を深める方法は”なぜ?”と考えること
  • ”なぜ?”は好奇心の出発点
  • 好奇心をもつことで、色んなことに関心を持てる
  • 考える力は、将来必ず役に立つ

 

”なぜ?”と考えることを習慣にしていきましょう!

入試の出題傾向と対策を立てる方法を解説します(無料分析シート付き)

分析する画像

みなさんは、もう志望校を決めていますか?

 

「志望校は決めたけど、どう対策していけばいいか分からない…」

 

こういった人に伝えたいのが

 

志望校の入試問題を分析しましょう!

 

ということです。

 

受験勉強での無駄をなくすためには、入試問題を分析して、

 

何を勉強して、何を捨てるか

 

が大事になってきます。

 

今回は、その入試問題の分析と対策の方法を解説します。

 

無料の分析シートもあるので、ぜひご活用ください!

なぜ入試の出題傾向をみるのか

受験勉強は時間との勝負です。

 

基本的に時間が足りません。

 

math-gakusyu.hatenablog.com 

そこで大事になってくるのが、

 

何を勉強して、何を勉強しないか

 

という取捨選択です。

 

入試問題は、学校や都道府県によって、問題の出題傾向が違います。

 

出やすい問題出にくい問題

 

があるわけです。

 

それを分析して、志望校の入試で出やすい問題を集中的に勉強できるようにしていきましょう。

入試の出題傾向をみるだけじゃダメ

次の画像を見てください。

福井県高校入試の出題傾向の写真画像

出典:『福井県公立高校入試問題 H30年度用』

これは、福井県の公立高校入試の過去問集に載っている、数学の出題傾向です。

 

情報量が豊富で、なんと7年分の年度別出題内容まであります。

 

ここに書かれていることは重要なことばかりです。

 

ですが、、、

 

じゃあ結局なにを勉強したらいいの??

 

となってしまいます。

 

これはあくまで”情報”です。

 

みなさんは、ここからさらに自分に合った入試の対策を立てなければいけません。

分析シートを活用しよう

ここでみなさんに、ぜひ使って欲しいのが

 

僕が作った「分析シート」です。

入試分析シート①の画像

入試分析シート②の画像

入試分析シート③の画像

PDFでのダウンロードはこちらです⬇︎

「志望校入試分析シート」

 

手元に志望校の入試情報があれば、

 

あとはこの分析シートを順番に書いていくことで、

 

自分に合った受験対策の計画

 

が立てられるようになっています。

 

この分析シートを使って計画を立てる流れは5つのステップに分かれています。

 

”入試問題の分析と対策の5ステップ”

  1. 入試問題の情報を集める
  2. 問題の出題構成を調べる
  3. 単元の出題頻度を調べる
  4. 勉強する単元を取捨選択する
  5. 勉強する単元に優先順位をつける

 

実際に自分の手で書き進めていくことで、受験勉強の計画のイメージが出来上がってくるはずです。

分析シートの記入例(公立高校) 

一応、公立高校での分析シート記入例を作ってみました。 

 

福井県の公立高校で、志望校は偏差値60の設定です。

分析シートの記入例①

分析シートの記入例②

分析シートの記入例③

 

いかがでしょうか?

 

これを作るときに意識したことは次の通りです。

 

  • 記述式・融合問題の対策は優先的にする
  • 「配点が高い&難易度が低い」は最優先
  • まったく出題されていない単元は勉強しない

 

だいたい30分くらいでできるので、勉強の合間にでもやってみてください! 

まとめ

今回の記事のまとめはコチラ⬇︎

 

どうしても過去問集の購入が難しければ、ネットでも過去問が無料で見れます。

resemom.jp

 

参考にしてみてください!

数学でなぜか点数が伸びない人の共通点

考えている人の画像

数学では、勉強を頑張っていても、なぜか点数が伸びない生徒が結構います。

 

そんな生徒の共通点は、途中計算の書き方にありました。

 

では、いったいどんな途中計算だと、点数が伸びないのか?

 

点数が伸びないカラクリと一緒に解説していきます。

勉強しているのに点数が伸びないカラク

ミスをした男性の画像

「しっかり数学を勉強しているのに点が伸びない…」

 

断言します。

 

こういった人の点が伸びない理由は

 

ケアレスミス

 

です。

 

どこのケアレスミスだと思いますか?

 

だいたいは「超単純な計算問題」です。

 

しかもこういった超基本的な計算問題は配点が高いです。

 

それが、思いがけない減点につながっているわけです。

 

計算も早い。理解力もある。難しい問題にも着いていけてる。

 

そんな人こそ、注意してほしいことがあります。

数学で点数が伸びない人の共通点

白紙のノートブック

では、なぜケアレスミスが出てくるのか?

 

僕が数学を教えている生徒でも、ちゃんと数学を分かっているのに、

 

テストでは、なぜかケアレスミスばかりしてくる子がいました。

 

そういった生徒の全員に共通していることが1つあります。

 

途中計算を書かない

 

これです。

 

これに尽きます。

 

なんで!?なんで途中計算書かないの??

 

って言いたくなります(たぶん無意識に言ってる)。

 

途中計算を書いてる子もいます。

 

でも、書き方がすごく雑なんですよね…

 

次で、良くない途中計算の書き方と、正しい書き方を解説します。

途中計算を書かない ・ 雑に書く

次の問題を例にしてみます。 

例題の画像

 

この3問はすべて入試問題です。

 

また、この一問の配点は100点中3〜4点です。

 

かなり大きいですよね。

 

まず「良くない途中計算」の例を出すとこんな感じです。

 

途中計算の良くない例の画像

 

良くない途中計算のポイントは次の通りです。

 

  • 計算を飛ばしている
  • メモのように数字を書いている
  • 字が汚い

 

もしも上の画像のように途中式を書いている人は要注意です。

正しい途中計算の例

先ほどの例題の正しい途中計算は次のようなものです。

 

途中計算の良い例の画像

 

ポイントは次の通りです。

 

  • 「=」を書いて途中計算をしている 
  • 字が分かりやすい

 

ちゃんと「=」を書きましょう。

 

上下の「=」の位置を合わせると見やすいです。

 

また、字をはっきりと書くことも大切です。

 

「a」と「d」、「n」と「h」、「6」と「b」

 

などは、数学で間違いやすい文字なので注意しましょう!

まとめ

今回の記事のまとめはコチラ⬇︎

  • 数学でなぜか点が伸びない人は「ケアレスミス」が多い
  • ケアレスミスが多い原因は「途中計算」の書き方
  • 途中計算を書かないor雑に書く人はケアレスミスをしやすい
  • 「=」を上下揃えて書く等の丁寧な途中計算を書こう
  • 「a」と「d」、「n」と「h」、「6」と「b」も注意!

 

ケアレスミスは、丁寧な計算と慣れで必ず直せます!